モバイルバッテリーは危険?家庭で起きやすい発火リスクとは
あなたの家にも1つはある“モバイルバッテリー”。スマホの必需品である一方、実は 家庭火災の原因として増えている ことをご存じでしょうか。
モバイルバッテリーの事故原因|発火の背景と見落とされがちなリスク
リチウムイオン電池を原因とする火災は年間100件以上。身近なアイテムが、思わぬ事故につながっています。
家庭で多いケースは以下の通りです。
- 机の上に置いたまま発熱
- カバンの中で圧迫され変形
- 充電しながら寝てしまう
- 古いバッテリーを普段使い

特に見落とされやすいのが、バッテリー劣化のサインが外から分かりにくい点。気づかないまま使い続けることで、ある日突然トラブルに発展することがあります。
要注意!モバイルバッテリーが発火する3つの危険シグナル
膨張している
内部のガスが溜まり“パンパンに膨らむ”のは明確な危険サイン。
この状態で圧力がかかると内部ショート → 発火につながります。
異常な発熱
触ってみて「熱すぎる」と感じたら、すぐ使用を中止してください。発熱は劣化や故障のサインです。
ノーブランド品を使用している
安価な製品の中には、過充電防止や温度管理が不十分なものも。
長期間使うほどリスクが増えていきます。

知らないと危険!モバイルバッテリーを安全に使うための意外な対策
一般的に「使いすぎ注意」「古いものは捨てる」と言われますが、
実は “保管場所” がもっとも見落とされる重要ポイントです。
対策①:保管場所を涼しい場所に変える
直射日光や高温になる部屋、車内などは非常に危険。
モバイルバッテリーは熱に弱く、温度上昇だけで故障や発火につながります。
Before
・カバンに入れっぱなし
・窓際で充電
・コンセント挿しっぱなし
After
・涼しい場所に保管
・充電完了後すぐ取り外す
・ケースやポーチで保護する
対策②:温度チェックで安全を判断
専門知識がなくても、触ってみるだけで安全確認が可能です。「熱い」「膨らんでいる」「においがする」といった変化は危険サイン。

今日からできるモバイルバッテリー安全チェックリスト【初心者OK】
初心者でも高齢者でもできる、シンプルなチェック方法をご紹介します。
▼ 毎日できるチェック
触って温度を確認
膨張していないか見る
カバンの中で押し潰されていないか
充電しっぱなしにしていないか
▼ 週1回のチェック
充電ケーブルの断線
端子の汚れやホコリ
▼ 買い替え判断基準
購入から2〜3年
充電スピードが不安定
バッテリー残量が急に減る

まとめ|モバイルバッテリー火災を防ぐために今すぐできること
モバイルバッテリーは便利ですが、誤った使い方をすると火災の原因になります。
今日から意識するべきことは、この3つだけです。
・熱くないか触る
・涼しい場所に保管する
・古くなったら交換する
ぜひこの記事をブックマークし、大切な家族にも共有してください。小さな意識が、大きな事故を防ぎます。
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