モバイルバッテリーが燃えたとき「最初の行動」が命を分ける
「突然、煙が出た」「小さな火が上がった」
モバイルバッテリーの発火は、前触れなく起きることがあります。
このとき重要なのは、
パニックにならず、正しい初期対応を取れるかどうか です。
間違った行動をすると、被害が一気に広がることもあります。
まずは、基本となる考え方を押さえておきましょう。

まずやってはいけない危険な行動
発火した瞬間、多くの人がとっさにやってしまいがちな行動があります。
水をかける
リチウムイオン電池の火災は、水で完全に消えない場合があります。
状況によっては、かえって危険になることもあります。
素手で触る
高温になっているため、重いやけどを負う恐れがあります。
布や紙で覆う
一時的に火が見えなくなっても、内部で燃え続ける可能性があります。

正しい初期対応① 自分の安全を最優先にする
火が出たら、まず 自分や家族の安全を確保 してください。
・顔を近づけない
・無理に消そうとしない
・煙を吸い込まない
少しでも危険を感じたら、その場を離れる判断も重要です。
正しい初期対応② 周囲の燃えやすい物を遠ざける
可能であれば、周囲にある可燃物を離します。
・紙類
・布製品
・カーテン
・ゴミ袋
火が広がる原因を減らすだけでも、被害は抑えられます。
〔画像③:可燃物を遠ざけるイメージ〕
正しい初期対応③ 初期消火が可能か判断する
火が小さく、無理なく対応できる場合のみ、初期消火を行います。
家庭用消火スプレーを使う
家庭用消火スプレーは、
小さな火災に対して素早く対応できるのが特徴です。
噴射距離を保ち、火元全体を覆うように使用します。
消火器がある場合
取扱説明に従い、落ち着いて使用します。
ただし、無理は禁物です。

正しい初期対応④ 消えた後も油断しない
一度火が消えたように見えても、
内部で再び発火するケースがあります。
・しばらく様子を見る
・熱が完全に下がるまで触らない
・燃えやすい物から離したままにする
「消えたから終わり」ではありません。
初期対応が難しいときは迷わず避難・通報
次のような場合は、初期消火をあきらめてください。
・火が大きい
・煙が充満している
・異音や激しい発火が続いている
この場合は、速やかに避難し、周囲に知らせることが最優先です。

事前にできる「もしも」の備え
事故は、起きてから準備しても間に合いません。
日頃から次の備えをしておくことが大切です。
・モバイルバッテリーの状態を定期的に確認する
・燃えやすい物の近くで使わない
・初期消火用の消火スプレーを用意しておく
これだけで、いざという時の対応力は大きく変わります。

まとめ|「慌てず・無理せず・安全第一」
モバイルバッテリーが燃えたとき、
最も大切なのは 自分の身を守ること です。
・間違った行動を取らない
・初期消火は無理のない範囲で
・危険を感じたら避難する
この判断が、被害を最小限に抑え、命を守ることにつながります。
万が一に備え、今日から準備を整えておきましょう。
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